「天気が悪い日はなんだか調子がわるい」
もしかしたら天気痛かもしれません。
気象の変化によって起こると言われている天気痛ですが、
症状は人それぞれ、頭痛やめまい肩こりなど多岐にわたります。
とある調査によると、女性の約8割は天気痛持ちとの回答がありました。
耳の奥にある気圧のセンサーが、過敏に反応することで自立神経のバランスが乱れ、さまざまな不調を引き起こすと言われています。
天気の変化による不調を予防しよう
天気痛の時には耳を温めよう
お湯を入れたペットボトルや、カイロなどを使い耳を温めましょう。
夏場にはつい身体を冷やしてしまいがちです、耳や首などをしっかり温めて血行を促進することで緊張していた身体がリラックスするのを感じるのではないでしょうか?
耳マッサージを取り入れよう
やさしく両耳を摘んで上下左右に引っ張ってみたり、くるくると回します。
また、手のひらで優しく覆い全体を縁を描くように耳をほぐして見ましょう。
日頃から血行を意識して自律神経を整えることで、天気痛の予防ができます。
毎日のスキンケアと一緒に耳マッサージを取り入れてみましょう。
鉄分・ビタミンB群の不足を疑ってみませんか?
鉄分不足?
鉄欠乏による貧血が見受けられる場合、体に酸素が不足している可能性があります。
酸欠状態が続くと、酸素を補うために交感神経が優位となり心拍数が増加します。
カラダが緊張している状態が続き、首や肩などの緊張から頭痛を引き起こす原因とも言われています。
ビタミンB群不足?
ビタミンB群は代謝には欠かすことができない栄養素と言われています。
不足してしまうと、疲労感が取れない、肩こりが治らないといった症状が現れる可能性があります。
とくにビタミンB12には自律神経を安定させる効果があり、心も体も眠りやすいリラックスを促す栄養素と言えます。
炭水化物を取りがちで糖質が中心の食事になっているとついつい不足しがちな栄養素でもあるため、がんばりたい人こそ口にする栄養素に意識を向けてみましょう。
自律神経についてはこちらをお読みください。
自律神経を整えることは、天気痛の予防にも対策にもなります。
運動やマッサージといった外側からのアプローチ、ストレス緩和や睡眠、食事などの内側からのアプローチ、ご自身の生活を振り返って天気痛に負けないカラダをつくっていくのはいかがでしょうか。