フローラディクス(floradix®︎)にも含まれているさまざまな「ハーブ」
このハーブが他にはどのように日常に活かされているかをご存知ですか?
実は私たちの体に嬉しい効果をもたらしてくれるだけではなく
虫除けとしても使用することが可能です。
すっかり夏の気候になってきたこの頃、屋外のおでかけはもちろん
お家の中でも虫除け対策はしっかり行いたいですよね。
特に、小さな子供やペットのいるご家庭では、薬剤を用いるのではなく
自然由来のものを使いたいという気持ちがあるのではないでしょうか?
本日は虫除けの効果をもつハーブをご紹介!
薬剤を用いると、パタリと虫がいなくなってしまうイメージに反して、
自然界に存在するハーブに効果があるのかと疑問にも思いますよね。
しかし過酷な自然環境の中で、植物は虫を寄せ付けないようにして
生息している個体があるということがその証明ではないでしょうか?
ただしハーブに殺虫の効果はありませんので注意しましょう。
ラベンダー
ラベンダー
シソ科ラヴァンドラ属
効果がある虫:蚊・蛾など
薄紫色をした日本でもポピュラーなハーブ
防虫作用のある「リナロール」という成分を多く含んでいます。
市販されている防虫剤などにもこの「リナロール」が含まれているものがあり、伝統的に古代のローマやギリシャでも薬や調理に利用され、芳香植物としてその香りが活用されてきました。
鎮静作用があり、ベッドルームなどの虫除けとして活用すると
入眠もサポートできるためおすすめです。
ゼラニウム
ゼラニウム
フウロソウ科 ペラルゴニウム(テンジクアオイ)属
効果がある虫:蚊・ハエなど
防虫効果のある「シトロネロール」や「テルピネオール」を多く含んでいます。
人間にとってはとても良い香りですが、虫を寄せ付けにくく
窓辺に置くことで蚊の侵入を防いでくれると言われています。
ヨーロッパの街並みで窓辺に置かれている花鉢があればそれはゼラニウムかもしれません。
ゼラニウムには200以上の種類があり香りや見た目など好みで選んでみてもよいかもしれませんね。
レモングラス
レモングラス
イネ科オガルカヤ属
効果がある虫:蚊・ゴキブリ・ダニなど
防虫効果のある「シトラール」「シトロネラール」を多く含み、
鮮烈なレモンのような香りが、ハーブティーや料理の香りづけに用いられることもあります。
東南アジアの料理ではサラダやスープになることもあります。
また古い時代から防虫効果を期待され、蚊帳などに編み込まれて使用されてきました。
リフレッシュしたい時にもおすすめの香り。
ペパーミント
ペパーミント
シソ科ハッカ属
効果がある虫:蚊・アリ・ダニ
ミントは私たちの日常にも馴染み深く、デザートの飾りやカクテル、アイスクリームなど多様に用いられています。
ミントに含まれる「メントール」が虫除け効果を発揮します。
清涼感があり気分のリフレッシュはもちろん、暑い日に体感温度を下げるときなど、これからの時期にぴったり。
その歴史は深く、浴用香料、また食物や飲料の風味付けに使われてきました。
ティーツリー
ティーツリー
フトモモ科コバノブラシノキ属
効果がある虫:蚊など
近年よく聞くようになったこちらのハーブ、オーストラリア原産で、原住民アボリジニの万能薬として親しまれてきました。
その名前にある「ティー」もアボリジニがお茶として飲用してきた歴史に由来します。
防虫作用のある「テルピネオール」を含みます。またカビを抑える作用もあるため、梅雨や湿度の高い時期に活躍します。
清涼感のあるさわやかな香りとユーカリのような優しい香りがします。
意外と簡単!? ハーブの活用術
鉢植えやプランターを使う
虫が気になるベランダや玄関、お庭などにぴったりのスタイル
ガーデニングとして始めてみるのもおすすめ
ドライハーブにして飾ろう
リボンで束ねてブーケのようにして飾るのもおすすめ
ドライハーブはお花屋さんでも購入が可能ですが、自宅でも電子レンジで簡単に作ることができます。
他にはこんな方法も
忙しくてハーブを育てる余裕がない、苦手という方にはオイルやキャンドルがおすすめ
精油にすることはもちろん、雑貨屋などで簡単に手に入ります。
アロマディフューザーやストーンを用いてインテリアにも。
またご家庭でスプレーを作れば、、持ち運び便利な虫除けスプレーが完成♪
いつもは見た目や香りで楽しませてくれていた植物が、どんな理由で良い効果をもたらしてくれているのか、その理解を深めることが「セルフメディケーション」を知るきっかけになります。
ハーブを日常に取り入れることは、自分の体に自然のチカラを取り入れること。
一手間が必要かもしれませんが、自然と向き合い、循環を意識することでより私たちの生活を愛することができるでしょう。
見た目にも爽やかで気持ちもリフレッシュできるハーブを、こんな形で日常に取り入れてみませんか?