BIO(ビオ)とは
BIO(ビオ)とは、ヨーロッパの国々や農業団体によって定められているオーガニック基準のことで、農薬や化学肥料を最小限に抑えたオーガニック商品であることを証明する印です。
国際基準に準ずる、第三者の期間によって安心・安全な商品として保障されています。
特にドイツにおける、オーガニック生産協会が設けている審査基準は、世界で最も厳しく、
EUの基本基準をすべて満たしながら、製品よってはさらに厳しい審査を合格する必要があります。
審査基準の一例
野菜などの場合は、農薬や化学肥料を不使用であることはもちろん、遺伝子組み換えの技術を使用していないことに踏まえ、土壌にも審査基準があります。
肉や卵など、家畜の飼育には飼育する数とその敷地面積、また与える餌が、農薬・化学肥料を使用していない有機栽培によって生産されたものを使用しているかどうかまで審査対象となります。
さらに、それらの加工品には合成添加物や化学薬品などを用いない。という基準のもと審査を受けます。
オーガニック製品を手に取る際にはBIO認定にコトを思い出し、その製品がどのような基準で選ばれたかを想像してみるとオーガニックへの関心がより深まるかもしれません。
有機JAS制度
日本における有機食品であることの証明制度としては有機JAS制度があります。
2001年に制定されたJAS法にもとづいて、有機JASに適合した生産が行われていることを第三者機関が検査・認証する制度のこと。
お買い物に行かれた際はぜひ探してみてくださいね。
オーガニックのはじまり
ヨーロッパでのオーガニックは、社会運動として始まりました。
今から約100年前、生産者を中心とする市民が、化学肥料や合成農薬に依存している農業に異を唱え、当時のドイツ領で会合を行ったのがきっかけと考えられています。
またオーガニック製品を購入する理由として以下のような理由が挙げられます。
- 地元農家の支援
- 動物の愛護
- 生物多様性保全に貢献したい
- 地球環境保護に貢献したい
ドイツをはじめヨーロッパでは、社会的利益の為にオーガニックを選んでいるのです。
消費が、選ぶ製品によっては社会的な利益につながるということを心に留め、これからの生活の中で、私たちも地球や環境のコトを想った行動を選んでみませんか?
サルスの製品を選ぶこと
サルスの製品は、原材料には有機栽培で育てた植物を用い、またその品質はグループ内において大変厳しい条件で管理をしています。
天然由来の原材料には、遺伝子組み換え種子や補助材料を使用した原材料をは一切使用しておらず、時間と手間をかけた肥沃な土壌で植物を生育しています。
使用した原材料は、天然の成分のみで作れているため、生産後に残ったハーブなどはたい肥化されて、次の植物を栽培するための自然な肥料として使用されます。
また、皆様のお手元にお届けする、製品の箱や同梱しているチラシ、瓶は100%リサイクルで作られています。
このような自然の循環が製造工程には組み込まれています。
環境にも人にもやさしい製品を届けたい。
私たちサルスは今日もそんな想いで商品の生産を続けております。