6月5日は、世界環境デー
1972年6月5日にスウェーデンのストックホルムで開催された「国連人間環境会議(ストックホルム会議)」を祈念し制定されました。日本では「環境の日」とも呼ばれ、6月は「環境月間」ともされています。
サルス社では、商品ひとつひとつのかかわる部分に
さまざまな環境へ配慮した工夫がされていることをご存知ですか?
そして、環境を守ることがなぜ大事かを、考えてみませんか?
原材料は有機栽培で育てられた植物
サルスは原材料にオーガニック製品を使用し、グループ内でも厳しい品質管理をしています。
ではなぜ「有機栽培」は環境に良いと言えるのでしょうか?
無農薬・有機栽培と聞くと「健康に良い」「安全である」などを耳にする方も多いかもしれません。しかしそれは結果であり目的ではないのです。
無農薬ということは、土壌や空気・水といった、ありのままの自然の力だけを用いること。
すなわち、本来はその環境に存在するはずのない「成分」や「はたらき」に頼らず、自然を本来の形で享受するということなのです。
それが「無農薬」は「環境に良い」かつ「農薬に由来するあらゆるリスクが生じない=安全」といわれる所以かもしれません。
「食べる」から考える環境を守る理由
なぜ、環境を守ることが大事なのだと考えますか?
「地球温暖化」や「気候変動」が頻発すると困るから?
「自然界に棲む生き物」を守るため?
そんな理由が沢山思い浮かぶのではないでしょうか。
全てが答えだと言っても間違いないでしょう。
利便や快適性を求めて地球にある「自然」を少しずつ頂きながら生活しています。
私たちが生きていくエネルギーになる「食事」
野菜やフルーツ、肉や魚などすべて、海や大地から生まれ、育ったものです。
そんな「海」や「大地」のエネルギーを一方的に摂り続けてしまうとどうなるのでしょうか?
実るはずだった果物ができないだけではなく、それを食べて生きていた私たち、そして未来を生きる人々に影響があることが想像できますね。
先程の「農薬」ではいかがでしょうか?
農薬の役割といえば、ひとつは害虫などから植物を守ることで大量生産を可能にさせました。十分な供給があるからこそ、豊かな食事が楽しめていると言ってもいいでしょう。
しかし、その際に忌避してしまった虫が、実はほかの植物の生育に欠かせない生き物だとしたらいかがでしょうか?
健全な循環が滞り、植物そのものと、それを食する生き物が影響を受けるかもしれません。このように私たちが住むこの地球に存在する、あらゆるものが繋がり、連鎖していることが想像できますね。
私たちも今を生きる「人間」である以上、
将来のその先までを見据えて今からこの環境を守っていく必要があるということなのです。
今日から私たちができること
今では一般的になった「環境を学ぶ」という点ですが、自分の事として考えるにはスケールが大きく難しいことも多いかもしれません。しかし、初めから大きなことをする必要はありません。
ゴミの分別を意識する、水筒を持ち歩いてみる、なるべく加工食品を避けてみる。
身の回りにある小さな「環境に関わること」に意識してみること自体が環境への配慮に繋がります。
世界環境デーという日をきっかけに、私たちが出来ることを少しだけ考えてみませんか?